2016.05.08 Sunday
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futebol-vida サッカーやフットサルな日々をつづった日記です。
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横山友美佳というバレーボール選手を知っていますか?
1987年に3月生まれ、高校時代には日本代表にも選ばれながら2008年に21才で死去。
彼女が書いた本が以前発売されたことは何かの雑誌とかでチラッとだけ目にしていたんですが、正直僕もその存在を忘れていました。
感動したとか、そういうきれいな表現で語れるような本ではないと思います。
僕自身、ページをめくるのをためらったりすることもありました。
ガンと闘い、自分の目の前には「死」が直面している状態で書いている本ということだけでなく、事実彼女はすでにこの世にいないわけですから。何より、彼女が書いたこの本の1文字1文字がなんだかとても重みがある気がします。
家族と一緒に暮らせているという幸せ。
自分の好きな事が出来ている幸せ。
日常の中の「当たり前」に笑って、泣いて、イライラできる幸せ。
走りまわれる幸せ。
飛びまわれる幸せ。
自分の足で歩ける幸せ。
ボールが蹴れる幸せ。
字が書ける幸せ。
ごはんを食べれる幸せ。
・・・
そして、生きていけるという幸せ。
僕も、また明日も生きていきたいって思っています。
心よりご冥福をお祈りいたします。