風邪を引いたかな?って思ったときに「引いてない、引いてない」と自分に言い聞かせて
気持ちで風邪をやっつけようとすることってありませんか?
病は気から・・・
日本代表が岡田監督になって、「日本人監督では実績・実力ともNo1だから」とか「あのタイミングで
引き受けたんだからすごい勇気だ」とか言われています。
たしかにそう思います。
選手たちも「やろうとしていることはすごい」とか言ってるし、局面で言えばすごいことを
やろうとしているなあということも感じます。
が、それって「大丈夫だ、大丈夫だ」って自分たちが(日本全体で)言い聞かせているような
印象があります。上に書いた『風邪の引き始め』のように。
岡田監督はすごいと思います。(大木コーチも)
でも、やっぱりあくまでも日本人監督の中での話し。
オシムと比べたら差はあるなぁと感じます。当たり前ですが。
もちろんオシムが無理なことは分かっているのですが、心のどこかで戻ってきてほしいと
思っているんだと思います。
「オシムさんのサッカーはオシムさんじゃなきゃ出来ない」とは岡田監督。
もちろんそうです。
が、その方向性で少しやるべきではなかったか?とも思っています。
反町さん、大熊さんらスタッフはそのまま残ってるわけだし。
やってないうちから「出来ない」じゃ話になりません。。。
やってみてダメだったから方向転換、でよいのでは?と。
オシムも自分自身のサッカーの全てに自信を持っているというわけではないでしょう。
だから「自分の過去の発言には縛られない」などという『名言』もあるわけです。
失敗はすればいいと思うんですよね。そこから学んでしっかり方向転換できれば。
さて、今日の代表戦。3-0で快勝しました。
が、果たして内容は本当によかったでしょうか?
セットプレーからの得点と、相手が前がかりになったあとの裏のスペースを使っての得点。
今のままではタイ相手に苦戦するかもしれませんね。
後半の最初、左サイド深くでボールを持った遠藤に対して、駒野のクロスオーバーの動きが
なかったのには驚きました。バックパスを要求してた。。。
内田にいたってもボールのない走りがすごく少ないと思うし。
やっぱり根本的にもっと走らないとダメでしょう。
先制してからは両サイドバックがオーバーラップしてきた記憶がありません。(もしかしたらあったかも?)
まだ2試合目・・・
そういってるうちに追い込まれていくのだけは勘弁してほしいですね。
岡田監督の成長を期待したいところです。(期待しています。)